北海道の羅臼に白いシャチが出現して話題になりましたね。
白いシャチってとても貴重なのですが、なぜ白いのか?理由が気になります。
今回は、羅臼に出現した幻のシャチについて、白い理由を調査してみました。
羅臼に白いシャチが出現して話題に!
北海道の羅臼町の沖合に白いシャチが出現して話題になっています。
白いシャチが存在していること自体、知りませんでした。
白いシャチはとても貴重で、なかなかお目にかかれないそうです!

出典::Twitter
今回はホエールウオッチングが開催されている最中に、偶然目撃されたそう!
お目にかかった方が羨ましいです。
正直大興奮で、お客様もみなさま感動していたが、スタッフたちが一番興奮していた。
引用元:YAHOO!ニュース
一生に一度でいいので、私も見てみたい!
北海道の羅臼ってどこ?
ちなみに羅臼はココです。
羅臼ではシャチがみられるベストシーズンは5月から7月といわれています。
今回は、ホエールウオッチング中に白いシャチが2頭確認されています!
白いシャチ以外にもシャチが20頭ほどの群れで泳いでいたそうです。
2年前にも同じ場所で目撃されていた白いシャチ!
実は白いシャチが目撃されたのは今回が初めてではないんです!
2年前にも同じ羅臼町の沖合で白いシャチが目撃されています。
「白いシャチ」
北海道知床半島の羅臼町の沖合で、観光船の関係者が船のそばを泳ぐ体が白いシャチを撮影しました。https://t.co/zqd5Fkh9hU#nhk_video pic.twitter.com/0fxCiypXlx— NHKニュース (@nhk_news) July 19, 2019
何度も白シャチを目撃するのはとても珍しい事だといわれています。
1度、みてみたいものですね!
なぜ白いシャチは存在するのか?アルビノ?
白い理由としていわれているのが、アルビノ説です。
アルビノとは?
メラニンの生合成に関わる遺伝情報の欠損により先天的にメラニンが欠乏する遺伝子疾患がある個体である。
引用 Wikipedia
メラニンを生成できないので、皮膚や毛、網膜や眼球の色がありません。
そのため、視力が弱く、餌を探したり敵から身を守るといったことが難しくなります。
結果的にアルビノの個体は成長するまでに死亡してしまうといわれています。
アルビノの固体は遺伝子の異常でメラニンを生成できず、皮膚や毛、網膜、眼球の色がない。その為視力が弱く、餌を探したり敵から身を守るのも困難で、動物のアルビノの多くは成体になる前に死亡してしまうと言われている。引用元:exciteニュース
アルビノの可能性以外にも
チェディアック・東症候群という稀な免疫・神経系疾患で体の色に変化が出たシャチを観察したことがあるという証言も。
チェディアック・東症候群という稀な免疫・神経系疾患で体色に変化が出たシャチが観察されたことはある。引用元:NATIONAL GEOGRAPHIC
現在、白いシャチに関する研究は進められていますが、まだはっきりとした理由はわかっていないそうです。
白いシャチの目撃は日本だけではなかった!

出典:Photo by E. Lazareva / Newscom:SMITHSONIAN.COM
2012年に北太平洋沖で白シャチが目撃された過去があります。
2メートルも突き出た大きい背びれから、この白シャチは『アイスバーグ(氷山)』と名付けられました。
その後、アイスバーグは姿を消し行方知れずとなっていました。
しかし、4年後の2016年に16頭の群れで千島列島の海域を泳いでいるの発見されます。

出典:https://karapaia.com/
世界的にも白いシャチの目撃報告はあるのですね!
今後もたびたび目撃報告がどこかで聞ける事でしょう!
最後に
白いシャチってなぜ存在するのか、白い理由についてまとめてみました。
研究が進んでいるようですが、まだ解明には至ってないそうです。
いつか解明される日がくるのでしょうか?