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河本千奈両親の無念「まさかうちの子が」川崎幼稚園バス置き去り事故

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静岡県・牧之原市静波の川崎幼稚園で発生した女児バス置き去り死亡事故。バスに置き去りにされ死亡したのは河本千奈ちゃん(かわもとちな・3)です。

この記事は亡くなった河本千奈ちゃん、両親、事故当日の河本ちなちゃんの様子について記載しています。

作山由奈ちゃんの父親の会社は「株式会社ツートップ」フォークリフト死亡事故

乳児突然死認可外保育園は「緑のすず乃保育園」”うちの子は死んでた”

追記:河本千奈両親の無念「まさかうちの子が」

犬を散歩してると近づいてきて、元気に挨拶する子だった。まだ小さいのにねぇ・・
〈近隣住人の証言より〉
近隣住人の証言から河本千奈ちゃんは、犬が大好きで、元気いっぱいの天真爛漫な女の子だった事が想像できます。「幼児バス置き去り事故」は最近はよく目に見るニュースですが、まさか自分の子供が今日被害者になるとは誰も思ってもみません。
事故が発生した9月5日の早朝、両親あるいは母親・父親に見送られて河本千奈ちゃんはいつも通りに自宅をでて行った事でしょう。それが数時間後には変わり果てた姿に・・
通園バスに置き去りにされた河本千奈ちゃん、子供を下す際に確認される事もなく、閉め切ったエアコンも効いていないバスに5時間、放置されていました。
【追記】
捜査から新たに、バスの中には「空になった水筒」が発見された子事が分かりました。河本千奈ちゃんは、暑い車内で母親に用意してもらった水筒で喉の渇きを少しでも潤していたのです。
更に、バス出入り口付近には河本千奈ちゃんが脱いだと思われる衣類が残されていました。河本千奈ちゃんが発見されたのは、前から3列目の足元付近。乗車時は後ろから2番目の席に座っていました。
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河本千奈ちゃんは暑くなり、「助けを求めるために動き回ったのではないか」とされています。
追記終了
園では登園した子供が楽しく遊んでいる最中、河本千奈ちゃんが不在である事を先生方に気づかれる事もなく、河本千奈ちゃんは熱中症になり意識が遠のいていったと推察します。
川崎幼稚園から連絡を受けたときの、両親の無念さは計り知れなかったことでしょう。
園を利用していた関係者から、川崎幼稚園は「決して評判は悪くなかった」とされる一方で、「イレギュラーに対応できないところがある」といった指摘もありました。
事故当日、この日は、たまたまバスの運転手が休暇で不在だった事から、園長である増田立義さんが自ら通園バスのハンドルを握っていました。
そういった経緯もあり、普段、園長は園児の登園の有無を確認する側の人間ではないため、確認を怠ったのではないでしょうか。
また、川崎幼稚園には「登園アプリ」の存在があった事も明らかになっています。現在、情報元のツイートは削除されていますが、つい最近導入されたこちらのアプリは、うまく機能せず降園していないのに降園済になっていた事もあったとのタレコミもあります。
園側に命を預けている両親にとっては、もはや、園に頼らず、自分の子供に「自分の命は自分で守る術」を教えなくてはいけない時代になってしまったのでしょうか。
昨年は、福岡県中間市にある「双葉保育園」では倉掛冬生くん(くらかけとうま・5)が9時間に渡り送迎バスに置き去りにされ死亡した事故が発生しています。
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出典:NHK
事故から1年経過し、倉掛冬真くんのご遺族はコメントを発表しています。また、川崎幼稚園での同じ事故を受けこちらでもコメントを発表しました。

2021年、福岡県中間市の双葉保育園で倉掛冬生くん(当時5歳)が約9時間にわたり送迎バスの中で放置され、死亡した事件。7月29日、事件発生から1年を迎えた。

報道陣の取材に対し母親は「会いたくて仕方がない」と悲痛な胸の内を明かしたという。
〈引用元:文春〉

 

9/6 川崎幼稚園バス置き去り事故について、冬生くんの母親のコメント

こんなにも早く、またしても幼い子が車内に放置され亡くなるという痛ましい事件が起きたことに、大変ショックを受けています。』

〈引用元:FBS福岡放送〉

繰り返される事故に、河本千奈ちゃんのご両親は何を思うのでしょう。

河本千奈両親「娘はお姉ちゃんになる予定だった」

文春の取材から河本千奈ちゃんの母親は妊娠しており、千奈ちゃんはもうすぐお姉ちゃんになる予定だった事も分かりました。

お母さんが妊娠したことを機に、送り迎えが大変だからバスを利用するようになったと聞いています。
〈引用元:文春〉

母親の妊娠をきっかけに、河本千奈ちゃんの両親はバスを利用する事を決めたといいます。第一子が河本千奈ちゃんだった可能性もあり、両親は千奈ちゃんを大切に育ててきた事でしょう。河本千奈ちゃんもまた、自分に兄弟ができる事を楽しみにしていたでしょう。

9/7に行われた保護者への説明会では河本千奈ちゃんの父親からは、病院で娘と再会した時の様子が刻々と語られていました。

子供の姿と違うので、そこだけはびっくりしないで下さいといわれて、中に入りました。抱っこしてもいいといわれたので抱っこすると、普段の2倍くらい重くて、何でこんなと…
〈引用元:テレビ静岡〉
言葉にできません。
続報で、保護者に向けた説明会で河本千奈ちゃんの父親や他の保護者とみられる音声の映像がありました。
声を震わせながら河本千奈ちゃんの発見時の様子を話す父親、すすり泣く周囲の保護者、悲鳴など現場が混乱していた事が良く分かります。
保護者説明会での音声はこちら
(なかなか衝撃がありますので視聴は自己責任でお願いします。)

〈保護者説明会での父親のコメント内容〉

水筒の中身を満タンに入れたもの
それを全部飲み干し
自分で上の服を全部脱いで裸になって
最後に降りるから(バスを)
長く乗っていないといけないけど
それでも楽しいの?って聞いたら「うん楽しい」って


今までアプリの連絡を怠った事や

電話を怠った事は一度もありませんでした
一度も欠席で連絡をしなかったという事はありませんでした


担任の方はそれを聞いて「あ、本当だね、おかしいね」で終わりました

千奈がいないよという報告を受けているのに無視します
(登園後)9時50分に出欠席のシールを貼るというのがあります
その時にもそうだったと思い出してくれれば警察にも話を聞いてその時は生きていたと聞きました

河本千奈ちゃんの人物像「3歳なのにしっかりした子」

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河本千奈ちゃんの顔写真については公開されていませんが、近隣住人、報道の内容から河本千奈ちゃんの人物像がだんだん分かってきました。

前述していますが、河本千奈ちゃんは「元気で挨拶をちゃんとする」明るい子でした。犬を散歩している男性に近づいている事から、「動物好き」であった事も推測できます。

9/7に行われた保護者に向けた説明会では、河本千奈ちゃんの父親は河本千奈ちゃんに普段からこんな事を言い聞かせていました。

『バスに乗っている中で(家が)一番近いから、バスを降りるにしても最後に降りなさいと教育していた。この子は多分最後まで座って待っていたんだと思う』
〈引用元:TBS NEWS DIG〉

河本千奈ちゃんの自宅は川崎幼稚園から近い場所にあり、他の園児の事も考え「最後に降りるように」と両親は言い聞かせていたそうです。近隣住人の方もいうように、河本千奈ちゃんは親の躾もしっかり守る「良い子」でした。

また、河本千奈ちゃんはもうすぐ4歳を迎える誕生日が間近にせまっていました。バス置き去りの被害者になっていなければ、降車時に確認さえしてもらえていたら、両親と去年と同様に誕生日をお祝いしてもらえて、何気ない日常を送っていた事でしょう。

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通園バスでの登園を「好き」と両親に話していた河本千奈ちゃん。そのバスに置き去りにされ亡くなるなんてあまりにも皮肉ですね。

追記:園児バス置き去り事故が発生したのは「川崎幼稚園」

報道にある情報から事故が発生した幼稚園は静岡県・牧之原市にある「川崎幼稚園」である事が分かっています。通園バスの後方に、「かわさきようちえん」と明記されているのが分かります。

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川崎幼稚園
所在地:〒421-0422 静岡県牧之原市静波1398−2
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理事長 増田 立義

園長 増田 立義

公認 昭和37年2月17日

法人 昭和55年3月1日

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川崎幼稚園の園長は増田立義さん(ますだたつよし)です。事故当時、河本千奈ちゃんが意識不明の状態で発見されたバスを運転していた張本人です。

川崎幼稚園は歴史のある幼稚園で、園には200人以上の子供が在籍しています。園を利用していた関係者からは評判は良かったとのコメントも寄せられています。
「川崎幼稚園」については某教授が書いた著書「人を大切にするいい会社見つけました」という本で紹介もされていました。
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弊社が〇〇

監修の本(2017年8月発売)
『人を大切にするいい会社見つけました』

という本に紹介されました。
心よりお礼申し上げます。

【追記】

増田立義さんは、事故を受け9/7に行われた保護者に向けた会見で謝罪、園長兼理事から辞任する事を発表しました。

追記:川崎幼稚園バス置き去り死亡事故の経緯

9月5日午後、静岡県牧之原市のこども園の通園バスの中で、意識不明の園児の女の子が見つかりました。女の子は病院で死亡が確認されていて、警察は置き去りにされた園児が熱中症で死亡した疑いもあるとみて、調べを進めています。

  • 事故が発生したのは静岡県・牧之原市静波にある「川崎幼稚園」の通園バス
  • 午後14時13分頃、意識のない河本千奈ちゃん(3)が発見され、救急搬送されたが死亡が確認された
  • 死因は熱中症
  • 河本千奈ちゃんは登園のため朝9時頃、後ろから2番目の席に乗車
  • 乗車後から発見時の約5時間、河本千奈ちゃんは車内に置き去りにされていた
  • 事故当時、通園バスの中には6人の子供がいた
  • バスを運転していたのは増田立義園長(70代)、同乗していたのは70代の派遣職員だった
  • 通常はバスの運転手がいるが、この日は休暇を取っていて不在だった
  • 園側は、子供を下す際に「女児を確認した覚えがない」という
  • 警察は業務上過失致死の疑いで6日、川崎幼稚園の家宅捜査にはいる

【追記】

  • 9/7、保護者に向けた説明会が行われたが河本千奈ちゃんの父親が話し始めると、過呼吸などの体調不良になる人が続出。説明会は中止になった。
  • 車内には河本千奈ちゃんが飲み干したとみられる「空になった水筒」が見つかる
  • 車内の出入り口付近には、河本千奈ちゃんが脱いだとみられる衣類が見つかる
  • バス乗車時、河本千奈ちゃんは後ろから2番目の席に座っていたが、発見時は前から3列目付近の足元で発見されていた事から、助けを求めて動きまわったのではないかとされている

作山由奈ちゃんの父親の会社は「株式会社ツートップ」フォークリフト死亡事故

乳児突然死認可外保育園は「緑のすず乃保育園」”うちの子は死んでた”

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